調査で実感したGoogleの便利さ |
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以前にある通信販売サイトについて、検索エンジンでのヒット状況 の調査を行ったことがあります。調査の内容は、「Infoseek」 「goo」 「Excite」 「MSN」 「Google」 の5つの検索エンジンで、 そのサイトに関係のありそうなキーワードを百種類くらい入力して みて、検索結果がどのようなものになり、上から何番目に表示され るかを調べるというものです。 この調査は、通信販売サイトの売上を伸ばすためのマーケティング の一環として行ったのですが、このとき最も印象に残ったのは、調 査の主目的であった通販サイトのことではなく、圧倒的なGoogleの 検索精度の高さでした。この頃はまだYahoo!がgooと提携していた 頃で、Googleの知名度はまだそれほど高くはなかったのですが、 「他のロボット型検索エンジンは淘汰されるに違いない」 と確信したものです。
※Yahoo! JAPANのデフォルト検索エンジンがgooからGoogleに変更
されたのは2001年4月です。
※その後の検索エンジンの動向を眺めていますと、Googleとの提携
か検索アルゴリズムの改善、またはその両方という方向で推移し
ているようです。
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Googleで上位に表示されるには |
Googleの検索結果で上位に表示されることは確実にアクセスアップ につながります。そのためには、Googleの仕組みをある程度理解し ておくと良いでしょう。Googleの検索アルゴリズムを理解すること は、単にアクセスアップ・テクニックのためだけではなく、インタ ーネット上で高く評価されるWEBページとはどのようなものかという ことを理解するのに役立つのではないかと思います。 Googleの検索アルゴリズムの詳細については、Googleの一部の開発 者にしか知らされていないそうですが、重要なポイントは比較的シ ンプルで、誰にでも理解できるものです。それは、 「重要なページからたくさんリンクされているページは重要なページである。」 というものです。重要なページとは、GoogleのPageRank技術によっ て格付けされるランクが高いページという意味です。 GoogleのPageRank技術とは、あるWEBページへ向けられたリンクを、 そのWEBページへの支持投票とみなし、リンク数やリンク元の重要度 により、リンクが向けられたWEBページの重要性を判断するというも のです。Googleの検索精度の高さは、このPageRank技術でWEBペー ジの重要度を判断することにより、検索に対して重要かつ的確なペ ージを表示することで実現しています。 Googleの検索結果で上位に表示されるには、できるだけ重要度の高 いページから、できるだけたくさんのリンクをもらうことが効果的です。 リンクという支持投票をたくさん集めることで、WEB ページの重要度は高くなり、その結果、Googleの検索結果で上位に 表示されるようになるのです。 以下にGoogleの検索結果で上位に表示されるために、知っておくと 良いと思われるポイントを挙げてみます。
検索アルゴリズムをよく理解しないまま、表面的にアクセスアップ テクニックを実行していると、スパム行為として解釈され、登録を 削除されてしまうこともあります。必要以上にトリッキーなテクニ ックに走らず、より良いコンテンツの作成に時間をかけることが、 結果的にGoogleで上位に表示されるための一番の方法です。 |
Yahoo!に登録されるには |
アクセスアップを考える際には、日本で最もアクセス数のあるWEB サイトであるYahoo! JAPANを無視するわけにはいきません。Yahoo! に登録されることは、確実にアクセスアップにつながります。登録 されるカテゴリにもよりますが、送り込んでくるアクセス数が最も 期待できるサイトといっても大きくは誤っていないでしょう。 Yahoo!に登録されるには、登録申請をしてYahoo!サーファーの審査 を受ける必要があります。申請方法はURLやサイト紹介文などを入力 するだけなので簡単なのですが、審査が大変厳しくなかなか登録し てもらえません。 Yahoo!カテゴリとは厳密には検索エンジンではなく、Yahoo!サーファー の選ぶリンク集です。Yahoo!への登録審査については数値化された 基準のようなものが特にある訳ではなく、Yahoo!サーファーの判断 や社内会議等によりアナログ的に決定されているようです。登録を 目指すにあたって意識しておくべきポイントとしてよく挙げられる のは以下のようなものです。
現在、Yahoo!に登録されることは、アクセスアップと同時にサイト の信頼感を高める効果があるようです。例えば、Yahoo!に登録され ることで、不思議と他の検索サイトのカテゴリにも登録されていっ たり、依頼をしなくても企業や大手サイトのリンク集に加えてもら ったりといった効果が表れてきます。また、ページランクが一気に 上がるので、Googleの検索結果で上位に表示されやすくなるという 効果もあります。 ビジネスなどで何か企画サイトを制作しなくてはならない場合など、 Yahoo!に登録されるかどうかは、意外と死活問題だったりします。 可能ならば、企画段階からYahoo!への登録を視野に入れ、すでに多 くのサイトが登録されているカテゴリや、すでに先行している優良 サイトのあるカテゴリなどは避けた方が無難かもしれません。 |