★WEBの現場から

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「やってはいけない」

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制作物の責任を放棄しない

WEBの場合、制作物が何の規制もないまま公開できてしまいます。
WEB制作者が何よりやってはいけないことは、制作物に対する責任
を放棄して、情報公害を撒き散らしてしまうことです。

作者に悪意があってもなくても、結果として誰かを傷つけたり、
被害を与えたり、不愉快にさせてしまうことがあります。万が一、
自分の制作物によりこのような事態が起きてしまったら、公開を
中止する、表現を変える、誤解を解くための説明をする、謝罪する
など、誠意をもって迅速に対処しなくてはなりません。

批判している場合じゃない

数多くあるホームページの中には、良くないものやダメなものが
あります。こうした良くないホームページに出会ったときには、
どんな態度をとるべきでしょうか?見て見ぬふりをする、自分の
ホームページの方がマシだなと安心する、2ちゃんねるにさらす、
ダメホームページを紹介するホームページを制作する etc…。

どのような態度が正解ということもありませんが、制作者の視点で
ホームページを見る場合には、単に批判をしているだけではなくて、
もう一歩踏み込みたいものです。そのホームページは何故良くない
のか、どこに問題があるのか、自分ならその問題をどうやって解決
するか...。

一見ダメそうなモノの中にも、何かしら良いモノに発展する可能性
が含まれていることが少なくありません。制作者ならば、そうした
部分を注意深く観察して、自身の作品に取り入れていく貪欲さや、
したたかさを身につけたいものです。

落ち込んでいる場合じゃない

一方、自分がつくったホームページが批判されるのは、あまり気持ち
の良いものではありません。ホームページを批判された人が怒って
いるのを見て、「みっともないなー」と思ったことのある方も、
自分の番になったら、きっとその人の気持ちが分かるのではないか
と思います。

しかし、批判されたことで、落ち込んでホームページを閉鎖してし
まったり、批判に耳をふさいではしまうことは、制作者としては
非常に損です。批判には、単なるアオリや嫌がらせの類いから、
それ相応の理由のあるものまであります。批判を受けると、うろた
えてしまって、これらを混同してしまいがちですが、心を強くもっ
て冷静に受け止めることが大切です。

もしかしたら、あなたのホームページを批判した人は、誤りを指摘
してくれたり、率直な意見を述べてくれている親切な人なのかもし
れません。また、仮に単なるアオリや嫌がらせであっても、それが
ホームページを改善するきっかけになるのなら、アオリや嫌がらせ
をもらうのも、決して悪いことばかりではないと私は思います。


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山田 太郎
テック・リード
山田太郎は、ウェブ開発やグラフィックスプログラミングに10年以上の経験を持つテクノロジーの専門家です。特にHTML5 CanvasやJavaScript、インタラクティブメディアに精通しており、動的なユーザーインターフェースや最先端のウェブアプリケーションの開発に携わってきました。複雑な図形描画や画像操作、リアルタイムグラフィックスに関する知識が豊富で、ウェブ技術の限界を追求する開発者たちにとって頼りになる存在です。知識の共有に情熱を持ち、初心者からプロフェッショナルまで幅広く支援するため、技術フォーラムやブログにも積極的に貢献しています。

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