<ol>タグは、順序のあるリストを表す際に使用します。 ol要素のリスト項目には順序があるため、記述順を変えると文書の意味が変わってしまう可能性があります。
ol要素にreversed属性を指定すると、リストの番号を逆順にします。 start属性は、リストを開始する数値を指定します。 type属性は、リストマーカーの種類を指定します。 いずれの属性も必須ではなく、必要に応じて使用します。
ol要素のtype属性によるリストマーカーの種類の指定は、 リスト項目が番号や文字で参照されるなど、リストマーカーが意味的に重要となる場合です。 リストマーカーの種類はCSSでも指定できますから、 スタイリング目的ならばCSSのlist-style-typeプロパティを使用しても良いでしょう。
以下のサンプルは、リスト項目の順序に意味があるので、ol要素を使用しています。
<p>今までに住んだ国を、住んだ順に紹介します:</p>
<ol>
<li>スイス
<li>イギリス
<li>アメリカ
<li>ノルウェー
</ol>
今までに住んだ国を、住んだ順に紹介します:
以下のサンプルは、上記サンプルの場合と比べると、リスト項目の最初の2つが入れ替わっています。 リスト項目の順序の変更により、著者の出身国がスイスからイギリスに変わったことになります。
<p>今までに住んだ国を、住んだ順に紹介します:</p>
<ol>
<li>イギリス
<li>スイス
<li>アメリカ
<li>ノルウェー
</ol>
今までに住んだ国を、住んだ順に紹介します: