トップページ  > HTML Living Standard  > <input>  > type=range

★HTML Living Standard リファレンス

<input type=range> …… レンジ入力欄を表す
Internet Explorer Microsoft Edge Google Chrome Safari Firefox Opera
広告

<input type=range>は、レンジ入力欄を表す際に使用します。

input要素のtype属性の値に range を指定すると、 要素の値はレンジ内の数値を表す文字列を表します。 type=rangeで指定するのは正確さを重視した数値ではなく、 一定の範囲内における「このくらい」という感覚で入力する数値です。

■属性

name属性
フォーム部品に名前をつけます。
value属性
入力される値を指定します。 input type=rangeの場合、value属性の値が空でないなら有効な数値である必要があります。
min属性
最小値を指定します。 input type=rangeの場合、min属性の値は有効な数値である必要があります。 デフォルトの最小値は0です。
max属性
最大値を指定します。 input type=rangeの場合、max属性の値は有効な数値である必要があります。 デフォルトの最大値は100です。
step属性
変動幅を指定します。 input type=rangeの場合、step属性の値は数値で表され、デフォルトのステップ値は1です。

■使用例

以下のサンプルでは、value属性の値がそれぞれ51と49に指定されていますが、 step属性の値が20なのでステップの不一致が発生しています。 この場合、最も近い数値に丸められるため、上の初期値は60、下の初期値は40に設定されます。

HTMLソース

<p><input type="range" min=0 max=100 step=20 value=51></p>
<p><input type="range" min=0 max=100 step=20 value=49></p>
↓↓↓

ブラウザ上の表示

■使用例

以下のサンプルは、input要素list属性を指定して、 datalist要素によるオートコンプリートリストを適用した使用例です。

HTMLソース

<input type="range" name="a" list="a-values">
<datalist id="a-values">
 <option value="10" label="Low">
 <option value="90" label="High">
</datalist>
↓↓↓

ブラウザ上の表示

value属性のデフォルト値について

input type=rangeの場合、value属性のデフォルト値は、最小値に最小値と最大値の差の半分を加えた値です。

例:最小値40、最大値100の場合

デフォルト値 = 最小値 + (最大値 - 最小値) / 2 なので、デフォルト値は 70
70 = 40 + (100 - 40) / 2

ただし、最大値として指定した値が最小値より小さい場合には、最小値がデフォルト値になります。

例:最小値40、最大値20の場合

最小値 > 最大値 なので、デフォルト値は 40

■使用例

筆者の閲覧環境では想定した表示になりませんでしたが、参考までにサンプルソースを掲載します。

HTMLソース

<p><input type="range" min=40 max=100></p>
<p><input type="range" min=40 max=20></p>
<p><input type="range" value="70"></p>
<p><input type="range" value="40"></p>
↓↓↓

ブラウザ上の表示

input要素の終了タグについて

HTMLの仕様では、input要素には終了タグ</input>はありません。

■関連項目

広告
Sponsors
広告
MuuMuu Domain!
ドメイン取るならお名前.com
現役エンジニアのオンライン家庭教師【CodeCamp】
サイトに広告を掲載してお小遣いが稼げる!【A8.net】
Node.jsコース
はじめてのプログラミングコース
▲ページ先頭へ
HTMLクイックリファレンスについて
© HTMQ