<input type=email>は、電子メールアドレスの入力欄を表す際に使用します。
input要素のtype属性の値に email を指定すると、 要素の値は電子メールアドレス、または、電子メールアドレスのリストを表します。
Email状態のinput要素では、 multiple属性が指定されているかどうかによって動作が異なります。
multiple属性が指定されていない場合、 単一の電子メールアドレスを編集するためのコントロールを表します。 input要素にvalue属性がある場合、 その値は有効な電子メールアドレスである必要があります。
multiple属性が指定されている場合、 複数の電子メールアドレスを追加、削除、編集するためのコントロールを表します。 input要素にvalue属性がある場合、 その値はカンマ( , )区切りの有効な電子メールアドレスのリストである必要があります。
以下のサンプルは、input要素のtype属性の値に email を指定して、電子メールアドレス入力欄を作成しています。
<label>メールアドレス: <input type=email name="usermail"></label>
以下のサンプルは、type=emailと同時にmultiple属性を指定しています。 ユーザーは、カンマ( , )区切りでメールアドレスのリストを入力することができます。
<label>宛先リスト(カンマ区切り): <input type=email multiple name="to"></label>
以下のサンプルは、datalist要素で入力候補を指定しています。 例えば、ユーザーが「as」とメールアドレスを入力し始めた際に、 使用しているブラウザによっては入力候補が「astrophy」と「astronomy」に絞り込まれていくかもしれません。
<label>宛先リスト(カンマ区切り): <input type=email multiple name="to" list="contacts"></label>
<datalist id="contacts">
<option value="[email protected]">
<option value="[email protected]">
<option value="[email protected]">
<option value="[email protected]">
</datalist>
HTMLの仕様では、input要素には終了タグ</input>はありません。