<input placeholder=入力ヒント>は、入力の際のヒントを表す際に使用します。
input要素にplaceholder属性を指定すると、入力欄に値がない場合に表示されます。 placeholder属性の値には、ユーザーがデータを入力する際のヒントとなる単語や短い語句を指定します。
placeholder属性は、ラベル代わりに使用しないでください。 placeholder属性で指定する短いヒントは、サンプル値や予期される形式の簡単な説明です。 長いヒントやその他のアドバイステキストを指定するならtitle属性の方が適切です。
ラベル、placeholder属性、title属性はよく似ていますが、微妙に異なります。 ラベルによるヒントは、常に表示されます。 placeholder属性による短いヒントは、ユーザーが値を入力する前に表示されます。 title属性によるヒントは、ユーザーがさらにヘルプを求めた場合に表示されます。
以下のサンプルは、placeholder属性を使用して記入例や短い説明を表示しています。
<fieldset>
<legend>メールアカウント</legend>
<p><label>名前: <input type="text" name="fullname" placeholder="John Ratzenberger"></label></p>
<p><label>メール: <input type="email" name="address" placeholder="[email protected]"></label></p>
<p><label>パスワード: <input type="password" name="password"></label></p>
<p><label>説明: <input type="text" name="desc" placeholder="このアカウントの説明"></label></p>
<p><label>備考: <textarea name="memo" placeholder="メモ、備忘録など"></textarea>
</fieldset>
HTMLの仕様では、input要素には終了タグ</input>はありません。