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★HTML Living Standard リファレンス

<b> …… 注意を引く強調表示テキストを表す
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<b>タグは、注意を引く強調表示テキストを表す際に使用します。

b要素は強調表示を表しますが、重要性が高いという意味はありません。 別の声や異なる雰囲気という意味もありません。 単に“注意を引く・目立たせる”という実用的な目的のために使用する要素です。

例えば、 文書内のキーワード、レビューにおける製品名、ソフトウェアの実行ワード、記事のリード文など、 b要素に指定することでその部分のテキストが注意を引く内容であることを示せます。

■使用例

以下のサンプルは、b要素を使用してキーワードを強調表示しています。 重要という意味は与えていません。

HTMLソース

<p><b>たまねぎ</b><b>とうもろこし</b>を用意します。</p>
↓↓↓

ブラウザ上の表示

たまねぎとうもろこしを用意します。

■使用例

以下のサンプルでは、この場面に登場する小道具を強調表示するためにb要素を使用しています。

HTMLソース

<p>
あなたは小さな部屋に入ります。
あなたの<b>ライトセイバー</b>が明るさを増します。
壁沿いを<b>ネズミ</b>が通り過ぎます。
</p>
↓↓↓

ブラウザ上の表示

あなたは小さな部屋に入ります。 あなたのライトセイバーが明るさを増します。 壁沿いをネズミが通り過ぎます。

■使用例

以下のサンプルは、b要素でニュース記事のリード文をマークアップしています。 これもb要素の適切な使い方です。

HTMLソース

<article>
 <h2>ペットのウサギに「養子縁組」された子猫</h2>
 <p>
 <b class="lede">
 捨てられた6匹の子猫が、
 意外な新しい母親を見つけました。
 ペットのウサギです。
 </b>
 </p>
 <p>
 獣医看護師のメラニー・ハンブルさんは、生後3週間の子猫を自宅に引き取りました。
 </p>
 <p>
 子猫たちを迎えたのはペットのウサギ…
 </p>
</article>
↓↓↓

ブラウザ上の表示

ペットのウサギに「養子縁組」された子猫

捨てられた6匹の子猫が、 意外な新しい母親を見つけました。 ペットのウサギです。

獣医看護師のメラニー・ハンブルさんは、生後3週間の子猫を自宅に引き取りました。

子猫たちを迎えたのはペットのウサギ…

■使用例

以下のサンプルでは、b要素で注意を喚起しようとしています。 注意を喚起したり重要性を表す目的でb要素を使用するのは不適切です。 このような場面では、b要素ではなくstrong要素を使用しなくてはなりません。

HTMLソース(不適切な例)

<p><b>警告!</b> 動物のオリに手を入れないでください。</p>

上記のサンプルは、strong要素を使用して以下のように書くべきでしょう。

HTMLソース(適切に訂正した例)

<p><strong>警告!</strong> 動物のオリに手を入れないでください。</p>

より適切な要素がないか検討する

b要素は、他に適切な要素がない場合の最終手段として使用するべき要素です。 例えば、見出しにはh1-h6要素、 強勢強調にはem要素、 重要性にはstrong要素、 マーキングで強調表示されたテキストにはmark要素を使用します。

b要素は、必ずしもボールド体(太字)で表示されるわけではありません。 CSSを使用して様々なスタイルにすることができます。

■関連項目

  • <i> …… 他と異なる雰囲気のテキストを表す
  • <b> …… 注意を引く強調表示テキストを表す
  • <u> …… 暗黙的な注釈を含むテキストを表す
  • <strong> …… 重要性が高いことを表す
  • <em> …… 強調や強勢を表す
  • <mark> …… 参照目的で強調表示されたテキストを表す
  • <small> …… 小さな活字にされる内容を表す
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