HTML文書を作成したら、そのファイルをウェブサーバーにアップロードすることで、ウェブページとして公開することができます。 HTML文書の作成から、ウェブページ公開までの手順を確認してみましょう。
HTML文書の作成に特別なソフトウェアは必要ありません。 htmlファイルはテキストファイルなので、 Windows付属のメモ帳や、Mac付属のTextEditやSimpleTextなどのテキストエディタで作成できます。
作成した htmlファイルを保存する際には、拡張子を「.html」や「.htm」にします。2つの拡張子の意味に違いはありません。 これは、Windows3.1などの古いOSでは拡張子を3文字までしか認識できなかったため、「.htm」と短くしたことの名残です。 現在では、こうした古いOSが利用されることは少ないので、「.html」と「.htm」のどちらでも良いでしょう。
作成したHTML文書をインターネットで公開するには、ウェブサーバ上にデータを置いてやる必要があります。 ウェブサーバは自分で構築することも可能ですが、レンタルサーバを利用するのが一般的です。 無料のレンタルサーバやブログサービスなどもありますので、希望にあったものを探してみてください。 容量・利用できる機能・サポート体制・料金などの条件から総合的に判断して選択します。
ウェブサーバが用意できたら、作成したウェブページのデータをアップロードします。 ウェブサーバへのデータのアップロードには、専用のFTPソフトを利用するのが便利です。 よく利用されているFTPソフトには、FFFTP、NextFTPなどがあります。 また、ホームページ・ビルダーなどのウェブ制作ソフトでは、FTP機能がサポートされていることもあります。
ウェブサーバへのアップロードが完了したら、ブラウザのアドレス欄にURLを入力して、 作成したウェブページが正しく表示されるかどうか確認してみましょう。 OSやブラウザなどの環境によって表示が異なることもあるので、もし可能なら、他のインターネット環境からも確認すると尚良いでしょう。
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