<EMBED>タグは、動画や音声などのプラグインを必要とするデータをページに埋め込む際に使用します。 src属性で指定ファイルを読み込み、ブラウザに追加インストールされたプラグインでデータを再生します。
よく利用されるプラグインデータには、動画データにはMPEGファイル(.mpg)・FLASHファイル(.swf)・QuickTimeファイル(.mov)等、 音声データにはWAVEファイル(.wav)・AIFFファイル(.aif)・AUファイル(.au)・MIDIファイル(.mid)・RealAudio(.ra) 等があります。 再生するデータの形式により、必要なプラグインは異なります。
ブラウザにプラグインがインストールされていない環境を考慮する場合には、<NOEMBED>タグを使用します。 <NOEMBED>~</NOEMBED>の間に、プラグインが利用できない場合に表示する内容を記述します。
<EMBED>はNetscape Navigator独自の要素で、HTML4.01の仕様には取り入れられていませんが、Internet Explorerにも実装されています。 HTML4.01では<EMBED>タグの代わりに<OBJECT>タグを使用することが推奨されていますが、 <OBJECT>タグはブラウザにより対応していない場合があるため、<EMBED>タグが広く利用されています。
<EMBED>は、HTML5で標準採用されるかもしれません。