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★WEBの現場から

「アクセスログについて」

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アクセスログとは?

ホームページの制作・管理を始めると、いつ誰がどこからどのくら い訪れているかといったことが気になるようになります。こうした ホームページの利用状況を客観的に把握するには、アクセスログを 解析するのが有効です。

アクセスログとはWEBサーバーへの通信記録のことで、ユーザーが アクセスするごとに、アクセス時間・リクエストされたファイル・ リファラー・ユーザーエージェント・ユーザーのIPアドレスなどが 記録されます。具体的には以下のような情報です。

2002/09/13 (金) 15:49:59
http://www.htmq.com/index.htm
http://www.google.co.jp/search?q=クイック&ie=Shift_JIS&hl=ja
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows NT 5.0)
111.111.111.111
【アクセス時間】
"2002/09/13 (金) 15:49:59"
アクセスした時間が分かります。
【リクエストされたファイル】
"http://www.htmq.com/index.htm"
リクエストされたファイルが分かります。ちなみにこのファイル は、「HTMLクイックリファレンス」というサイトのトップページ です。
【リファラー】
"http://www.google.co.jp/search?q=クイック&ie=Shift_JIS&hl=ja"
リファラー(Referer)とはリンク元のことです。上のサンプル では、検索エンジンのGoogleを利用して、「クイック」と入力し た検索結果画面をリンク元にしていることが分かります。
【ユーザーエージェント】
"Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows NT 5.0)"
ユーザーエージェント(User Agent)とは、「ユーザーの代理」 というほどの意味で、WEBサーバーから受け取ったデータを、ユー ザーに分かりやすく伝達する役割を果たすソフトを指します。要 するに、ユーザーの使用しているWEBブラウザやOSなどのことです。
【ユーザーのIPアドレス】
"111.111.111.111"
IPアドレスとは、ユーザーがインターネットに接続する際にプロ バイダからPCに割り当てられる番号のことで、乱暴に言えば、ユ ーザーのPCの住所のようなものです。このIPアドレスにより、あ るユーザーがどのようにページをめくっていったかなどの情報が 分かります。
(余談ですが、IPアドレスは同一時間内には1つしか存在しません。 インターネットは匿名社会といった表現をされることがありますが、 多くの場合、本気になれば個人を特定することは可能です。従っ てインターネット上といえど、犯罪行為や過度に他人に迷惑をか ける行為などは慎んだ方が賢明です。)

アクセスログはWEBサーバーの種類や記録方法などによって、記録 する項目や記述のされ方などが異なりますが、だいたい上記のよう な情報を記録しています。これらの情報から、いつ・誰が・どこか ら・どのくらい・どのページへやって来て、どのようにページをめ くっていったのかなどが詳細に分かります。

読み解く切り口が肝心

WEB制作者や管理者ならば、アクセス数が気になるのは当然です。 しかし、単にアクセス回数を数えて、今日は多かった、昨日は少な かったなどと言っているだけでは、アクセスログを有効に活用して いるとは言えません。アクセス回数は、アクセスログの一側面に過 ぎず、アクセス回数のみでサイトの状況を把握していると、誤った 判断をしてしまうこともあります。

例えば、トップページへのアクセスが少なかったとしても、訪れた 人が内容に興味を持って、何枚もページをめくっているならば、サ イト登録などの宣伝活動が足りないだけなのかもしれませんし、逆 にアクセスが多かったとしても、たまたま検索エンジンのキーワー ド検索に引っかかって来て、求める情報がなかったため、トップペ ージを見ただけで立ち去っているのかもしれません。こうしたこと は、アクセスログを読み解くことでだいたい分かります。

アクセスを解析すると、その切り口次第で様々なことが分かるよう になります。何曜日にアクセスしているか、何時ごろアクセスして いるかという切り口からは、ユーザーの行動パターンなどが分かり ますし、どのページがたくさんリクエストされているかという切り 口からは、ユーザーがサイト内のどのコンテンツに興味を持ったか、 サイト構成上クリックしやすいリンクはどれか、といったことが分 かります。また、検索エンジンからのアクセスだけを切り出して、 検索ワードを分析すればユーザーの期待しているコンテンツが予測 できます。アクセスログを生かすも殺すも、それを解析して利用す る人のセンスにかかっていると言えるでしょう。

アクセスログとの付き合い方

アクセスログは、サイトの現状を認識して、次に進むべき方向を見 極めるために利用するのが良いと思います。現状を正しく認識すれ ば、サイトの長所短所が見えてきて、次にとるべき行動が分かり、 制作に迷いが無くなります。

また、場合によっては、アクセスログはサイトを閉鎖すべきかどう かの判断材料にもなりますが、いくら労力を注いでも育たないサイ トに闇雲に時間をかけるよりは、早めに見切りをつけて新しいコン テンツの制作に集中する方が賢明な場合もあります。はたから見れ ば、“何となく”やめたのと見分けがつかないとしても、これは決 定的な違いです。

手探りで不安を感じながらサイト運営をしている人、アクセスカウ ンタの数字だけでサイトの状況を把握している人、今後どのように サイト運営して良いか分からなくなっている人などには、一度アク セスログを記録して解析してみることをおすすめします。良くも悪 くも、自分のサイトの状況が手にとるように分かります。

アクセスログを解析して効率良くサイト運営をすることについては、 あまりにも管理的過ぎて、抵抗を感じる人がいるかもしれません。 しかし、インターネットにおけるこの運営ノウハウは、すでに常識 であり、完成されたスタンダード的な手法です。特にビジネスでイ ンターネットを利用する際には、アクセス解析なしに成功はありえ ないと言っても過言ではありません。そして、今後インターネット についての実験・研究が進むにつれて、この傾向はますます強まっ ていくと思います。


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