<html>タグは、HTML文書であることを示す際に使用します。 <html>~</html>で定義されるhtml要素は、文書のルート(根っこ)となる要素で、HTML文書の内容が始まることを表します。 <html>~</html>の直下には、 <head>と <body>がそれぞれ一つづつ必要となります。
html要素には、lang属性で言語を指定することができます。 例えば、日本語の場合はlang="ja"、英語の場合にはlang="en"を指定します。
HTML5では、html要素にmanifest属性が追加されています。 html要素のmanifest属性の値には、HTML文書とは別に用意したマニフェストファイルのURIを指定します。 これは、ユーザーがインターネットに接続していないオフラインの状態でもウェブアプリケーション(ウェブサイト)を利用できるように、 アプリケーションキャッシュとして必要なファイルをユーザーのローカル環境に保存するよう指定するためのもので、キャッシュマニフェストと呼ばれます。
尚、html要素のmanifest属性で指定するマニフェストファイルのURIは、base要素で基準URIをした場合にもその影響を受けません。
以下のサンプルでは、html要素のlang属性の値に"ja"を指定することで、ドキュメントの言語が日本語であることを宣言しています。